さよならがんじがらめ

イギリスにMBA留学中の広告クリエーターの日々のこと

我ながらホントに惜しいと思う

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春をぶっ飛ばしてリーズにも初夏が到来!と書いたのに今日は凍える寒さに震えてました。あまかった。

 

授業の方はいよいよ2学期も終盤。ゴールが見えて来たことで、ちょっと寂しい気持ちになっています。課題や試験を重ねるごとに勉強の習慣が徐々に積み上げられ、毎日の平均勉強時間が、最初の頃よりだいぶ伸びている気がします。逆に、夜や休日に1日何もしないと少し罪悪感を覚えてしまうのは、ややよくない兆候かも知れませんね。

 

mk163.hatenablog.com

先日、プレゼンが大成功をおさめた話を書きました。その後もマーケティングの授業では自分が作って提出したプレゼンスライドが出回り、みんながその構成をコピーするというプチ・フィーバーが起きました。スライドのちょっとしたデザインテクニックなんかも質問を受け、教えてあげたりしました。

 

イースター休暇あけ最初の週に、その授業の2回目のプレゼンが回ってきました。いろいろあってチームメンバーが1人欠けてしまったものの「残りの3人で今回も頑張ろう!!」とは正直なっていませんでした、、、。前回、頑張ったし、休みあけで課題も山積みだし、適度にリラックスしてやろうやと言うテンションでのぞみました。

 

結果から言うと、また大絶賛。明らかにかけた時間は少ないしボリュームも少ないのに、ベストなプレゼンテーションだったと教授からはベタ誉め。その夜、パブに飲みに行った際にもたくさんのクラスメイトから「良いプレゼンだったよ」と声をかけられました。もちろんうれしいです。でも、正直、そこまで努力をしてやりきった感じはないので、拍子抜け感はあります。

 

成功を分析すると、いくつかの要素が浮かび上がってきます。1つは「構成力」。これは日本人が得意な能力なのか、広告出身の人間が得意の能力なのか、自分の特技なのかは分かりませんが、確かに他チームとは大きく差があります。普段、広告のプレゼンで他人のプレゼンを見る機会が少なく比べたことがあまりありませんが、確かに自分のプレゼンは分かりやすく出来ているかと思います。自分がプレゼンを聞く視聴者の気持ちになったことを想定すると、構成が明確に見えると、今、自分がどこにいるのかが分かりやすくプレゼンターに置いていかれることがないので、構成を分かりやすく構築することはもちろん、その骨組みを意識的に強く見せていくようにします。

 

「視聴者の気持ち」という言葉を使いましたが、それが2つ目のポイントです。これは、広告屋さんの競合プレゼン慣れの結果だと思いますが、楽しかったり驚きがあったりすればプレゼンの内容が聞いている人にすっと入り込みます。当然、楽しければ印象も良いです。せっかく聞いてくれている人を、お客さんだと思い、プレゼンのステージの上から楽しませてあげようと準備することです。

 

最後は小さいようで、なんだかんだ一番即効性が高いのが「デザイン」です。今回は労力をあまりかけたくなかったので、基本は白い背景にグレーの文字(黒じゃない)とシンプルなデザインにしたけれど、ちょっとしたレイアウトやフォントの大きさの使い分け、表やグラフの見やすさ、キーカラーの使い方などがプレゼン全体のクウォリティに影響します。妙に労力かけて凝ったプレゼンをしてくるチームもあるのですが、例えば背景が上から黄色から真紅のグラデーションで、黄色背景のところは文字が読めるんだけど背景が濃くなると文字が読めないとか、残念な感じです。ソフトのエフェクトに酔った動きすぎプレゼンもよくないですね。個人的にデコり過ぎたものは、それこそ構成が見えにくくなるので好きではありません。偉そうに言えば、シンプルの中でいかに洗練させるかです。自分はデザイナーではありませんが、アート作品を作るわけではありません。視聴者の気持ちになって、構成が分かりやすく、伝わりやすくするにはどうしたら良いかを考えてレイアウトするだけです。あえてポイントを3つに分けましたが全ては連動していますね。

 

たったそれだけのことで褒められた!とも思うけれど、それだけのことができる人がなかなかいないと言うことかも知れないと、たまには自分に自信を持ってみることにしました。海外では謙虚さなんて気持ち悪さにしか伝わらないとも言うし。そして、そう考えると急に自分が惜しいヤツに見えてくるのです。自分を客観視した時、あと英語さえ問題なければ、どれだけ活躍できるか。毎度、ここに戻って来てしまうけれど、ホントにこれがネックです。残り数ヶ月、むしろMBAの勉強より日常英会話に注力すべきなのかも知れないと思いはじめています。